【レポート】Unite Tokyoで見かけた気になるゲームたち
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
5月7日〜9日の3日間に渡って、東京国際フォーラムでゲーム開発エンジンUnityのイベント「Unite Tokyo 2018」が開催されました。
Unite TokyoではUnityやゲームに関する様々な講演が実施され、ゲームファンのみならずゲーム関係者にとっても重要なイベントですが、一般のゲームショウと同じようにブースも出展されました。
3Dモデリングに強いUnity主催とあってVR、AR関連のブースも多くみられましたが、モバイルやPCゲームのブースも人気を集めていました。
この記事では、筆者がUnite Tokyo 2018で見かけたゲームの中から、気になるゲームをいくつかご紹介します。
アーケードばりの弾幕!シューティング好きにはたまらない「アカとブルー」
まず最初にご紹介するのは、弾幕系シューティングゲームの「アカとブルー」。
展示用にディスプレイとアーケードコントローラーが設置されていましたが、本来はスマホで遊べるアプリゲームです。
とにかく弾幕!弾幕!なゲームですが、自機の当たり判定は小さめなので、意外とすり抜けられます。
弾幕系シューティングが好きな方にはオススメです。
公式PV
公式サイト
http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/
ストアでダウンロード
同時プレイが可能なコミカルラインディフェンス「Monsters2」
次にご紹介するのは、コンシューマ&PCで遊べるラインディフェンスゲームの「Monsters2」。
まず一見してゲーム画面がきれいで、キャラクターの動きがコミカルで可愛い。
侵入してくる敵を防衛設備で倒し、最終ラインまで突破されないようにするという、オーソドックスなルールのラインディフェンスですが、最大4人のマルチプレイできるという点がとても秀逸。
わいわい相談しながら防御陣を築いたり、敵に爆弾を投げたり、コインを集めたりするのがなかなか楽しい。
上級者と初心者で、親子で、など様々なシーンが想像できるゲームです。マルチプレイはオンラインでも可能になるとのこと。
こちらは5月24日にリリース予定。プラットフォームは、Steam、Switch、そしてPS4。
公式PV
「Monsters2」公式サイト
http://www.spike-chunsoft.co.jp/pjm2/jp.html
あなたのヒラメキで神ラインを探せ!ボールアクションパズルゲーム「リトルチャンピオンズ」
最後にご紹介するのは、スマホアプリゲームの「リトルチャンピオンズ」。
プレイヤーは、3Dステージ上で「リトルチャンピオン」と呼ばれる丸いキャラクターを弾いてゴールを目指します。
ステージ上には必ず通らなければならないゲートや、取ると得点がアップするアイテムなどが配置されており、これを少ないアクションでいかに効率良く取って行くかというのがこのゲームのポイント。
弾くときには、このように直線的に動かすだけではなく、
ゴルフのようにバックスピンをかけることも可能。
その他、曲げたり、加速させたりなど様々なテクニックが存在しますが、それにより攻略法はアイデア次第で無限大。
同じコースを何度もプレイして「神ライン」を探すのが、間違いなく楽しいゲームです。
現在、エディターモード実装の企画もあるとのことで、将来的にユーザーがステージをエディットして公開する、ということができるようになるかもしれません。
ファミコンのエキサイトバイクのステージエディットを思い出します。絶対楽しい。
公式PV
https://youtu.be/URiirdKrnGc
公式サイト
https://littlechampions.applibot.co.jp/
ストアでダウンロード
Unite Tokyo 2018 その他のゲーム
4月28日に開催された「Google Play Indie Games Festival 2018」でトップ3に入ったアプリゲーム「PARADE!」。
開発者はアメリカで開催中のGoogle I/Oに招待されて渡米中ですが、ゲームはUnityのスタッフサポートのもと出展。この辺のサポートはさすがUnityですね。
SQOOL.NETによく登場する「サリーの法則」もありました。
マルチプレイが人気で、ストーリーの深さと、可愛らしいグラフィック、そして見た目以上のしっかりとしたゲーム性に驚く方が多かったようです。
開発中の格闘ゲーム「エクストラヴァイル」。4人同時プレイでゲーム感はスマブラのような感じ。アタックした時の気持ちよさと、分かりやすい操作感が好印象です。
まだどのプラットフォームでリリースするかは決まっていないそうですが、筆者的にはSteamとSwitchでのリリースを希望します。
ひたすら礼をして、戦っているか戦っていないのかよくわからない状況で、アボカドを投げ、最後に占い結果が出るという謎のゲーム。何言っているか分かりませんよね?
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【TOKYO SANDBOX 2018レポート】空手×占い+アボカド??? 何から何までシュールで不思議な「KARATE URANAI」
置かれている配布物が「休憩室でパクってきた」カントリーマアムとキットカットと魚肉ソーセージという、こちらもまた謎。ほんと謎。
こちらは高速で流れて来る寿司を効率よくさばくパズルゲーム「Peko Peko Sushi」。
スマホならではのスワイプ操作がメインで、誰でも簡単にプレイできるのが魅力です。アプリストアでダウンロード可能。
かけた電話番号によって色々な世界に誘われる、ミステリアスな雰囲気の謎解きゲーム「StrangeTelephone」。現在はアプリゲームとしてすでにリリースされていますが、今後コンシューマにも対応させるべく開発中、とのことです。