いよいよSwitch版も発売!泣けるゲーム「サリーの法則」ってどんなゲーム!?
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
スマホ版、Steam版が好評を博し、いよいよ明日4月5日にSwitch版がリリースされる「サリーの法則」。
Switch版は世界展開することもあり、3月にサンフランシスコで開催された世界的なゲームイベント「GDC」にも出展するなど大きな注目を集めています。
【GDC出展体験記】中年騎士ヤスヒロのサンフランシスコGDC2018ブログ【ポラリスエックス】
この記事ではサリーの法則はどんなゲームなのかをSteam版を例にざっくりとご紹介します。
尚、スマホ版もほぼ同じ仕様です。
※この記事はパブリッシャーである Polaris-x社に確認のうえ作成しています。
さて、まずはサリーの法則の基本的なゲームの構造をご紹介しましょう。
サリーの法則は横スクロールアクションゲームです。といってもアクションの難易度は高くありません。操作は、左右に移動する、ジャンプする、の2種類だけで、敵も出てこずゆったりのんびりとプレイできるように作られています。
プレイヤーが操作するキャラクターは、絵本作家を夢見る少女サリーと、サリーのことが大好きでたまらないお父さん。この2人を交互に操作してステージを進めていきます。
まずサリーを操作し、穴に落ちないようにタイミング良くジャンプしながらステージをクリア。その後同じステージをお父さんでプレイし、サリーの行く手を阻む障害物をお父さんが取り除いていく、というのがゲームの基本的な構造です。
サリーが進んだ道に合わせて取り除く障害物を選ぶ必要があったり、
サリーの力を借りてお父さんを進める箇所があったりと、パズル的な要素も備えています。
アクションパズルゲームの部分だけ見ても非常に良くできているサリーの法則ですが、筆者がこのゲームをおススメする最大のポイントは、父と娘の愛をテーマにした泣けるストーリー。
プレイヤーはステージをクリアしながら、サリーと父の双方の立場からストーリーを読み進めていきますが、
これが非常に泣かせます。
父が娘のために障害物を取り除いていくというゲーム性と相まって、このストーリーがぐっと入ってきます。短編小説を読んでいるように思えるほど、ストーリーが際立っているのがサリーの法則の特徴です。
あまりこういうゲームは無かったなぁ、でも良いなぁ、と思えるのがサリーの法則です。
何も知らずに自分の夢に向かって歩んでいた、幸運な娘、サリー。彼女の行く手に障害物はありません。
それは実はお父さんが障害物を取り除いていたからでした。
しかし・・・
Switch版「サリーの法則」には、ジョイコンで遊べる「おすそ分けモード」、親子で楽しめる「同時プレイ」、更に今まで明かされていなかった物語のプロローグ・エピローグ動画も追加されているようです。
敵を倒していくゲームを楽しいですが、たまにはこんなゲームも良いかもしれませんね。