台北ゲームショウ2017 1日目〜2日目 B2Bブース
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
1月19日から台北の台北国際貿易センターで開催されている「台北ゲームショウ2017」は初日から多くの人が訪れています。
初日は業界関係者用限定のビジネスブースのみ、2日目は一般公開ブースも開始され、朝から会場周辺には多くの人の列が生まれました。
※2日目朝の会場周辺の様子
B2Bエリアには台湾、日本、韓国、香港、フィリピン、アメリカ、シンガポール、インド、フィンランド、イギリス、カナダなどの多くの国からインディーゲーム開発事業者のブースが出展されました。
この記事では出展されたインディゲームデベロッパーのブースの中から、筆者が気になったものを幾つかご紹介します。
中年騎士ヤスヒロ(ポラリスエックス・日本)
※イベントにはいつも可愛いコと一緒にいるという噂。羨ましい。
SQOOL.NETによく登場する「中年騎士ヤスヒロ」のブース。
2015年にリリースされ約1年3ヶ月、ついに中国語圏へ展開を視野に、中国語版のデモを携えて台北ゲームショウに参戦してきました。
※中国語版のスクリーンショット。ヤスヒロのセリフがまだ日本語なのはご愛嬌。
ダメな中年がグダグダしながら強くなっていくコンセプトが日本で支持された中年騎士は台湾では支持されるのか、筆者としては大変気になりますが、恐らく中年の悲哀と面白さは多分共通なのではないかと勝手に予想しています。
アプリのダウンロードはこちらから
MILLO GAMES(台湾)
※柔らかい雰囲気のMILLOGAMESさんのブース。癒やされます。
東京ゲームショウにも出展していたMILLOGAMESさんのブース。
MILLOGAMESさんは日本市場を視野に入れたゲーム開発を行っていて、日本語が話せるスタッフさんがいたり、ウェブサイトも日本語版があるなど、とても日本びいきのデベロッパー。筆者としては早く日本でゲームがリリースされればいいなと密かに応援しているデベロッパーでもあります。
東京ゲームショウ2016(TGS2016) 1日目 注目の台湾ゲーム紹介!
東京ゲームショウには「SamuraiBlade」というタイトルが中心でしたが、今後は違うコンセプトのゲームも開発していくとのこと。後日皆様に新タイトルの詳細をお伝えいたします!
サリーの法則(NANALI STUDIO・韓国)
※天才型のアプリを開発するナナリスタジオ。これからが楽しみなデベロッパーの1つです。
日本でも「サリーの法則」が高い評価を得ているNANALI STUDIOさん。日本以外にも各国のアプリストアでおすすめゲームとしてフューチャーされるなど、「泣けるゲーム」の奥深さで世界中のユーザーの涙腺を刺激しました。
ゲームファンのみならず、子供からお年寄りまで幅広くやっていただきたいゲームです。
是非皆様もダウンロードしてご家族やお友達に勧めてください。
ちなみにこのゲームは上で紹介した、中年騎士ヤスヒロのポラリスエックスが日本でパブリッシングしています。
呆呆学校(LiRise・台湾)
KiRiseさんも昨年の東京ゲームショウに出展していた台湾のゲームデベロッパー。
東京ゲームショウ2016(TGS2016) 1日目 注目の台湾ゲーム紹介!
ぼけぼけ学校というネーミングと、「学校に来ないクラスメイトを倒して仲間にする」というゲームコンセプトで筆者を仰天させた同社ですが、地元である台北ゲームショウにも出展していました。
東京ゲームショウに出展したバージョンではカードバトルでの対戦形式でしたが、そこから大きな変更がなされ、台北ゲームショウバージョンはパチンコの様な落ち物のパズル対戦に変貌!
台湾では5月にリリース予定でその後日本も視野に、都のことですので、ぼけぼけ学園というネーミングがそのまま日本に入ってくるのかも含めて大変気になります!
LastStandard(I From Japan・日本)
こちらは京都の学生さんで構成されているゲーム開発デベロッパーの「I From Japan」。
東京ゲームショウ2016 注目ゲーム 心理解析システムとゲームのコラボが新しい!3Dアクションゲーム「LastStandard」
心理解析を元にキャラクターの武器が自動生成されるという前衛的なシステムと、学生のグループが作ったとは思えないほどの精緻な3Dグラフィックス。
https://youtu.be/YBy9y3tWRC0
心理解析にはTwitterアカウントとの連携システムを搭載。
過去のツイートを分析してその人にマッチする武器を自動生成します。
LastStandardは台北ゲームショウ3日目以降も一般公開エリアにブース出展されますので、筆者も遊んでみたいと思います!
GREEN(STUDIO GREEN・日本)
最後にご紹介するのは、日本から来たGREENというゲーム。
ジョイパッドを使って大きな画面でプレイするスタイルで、ファミコン時代のスーパーマリオのような操作感。
ぷにぷにとした緑のゼリーのような自機を操るのは妙に快感!
パズル要素もあり、ユーザーによって色々な解放がある奥の深いゲームです。
何度も死んで何度もチャレンジするのが楽しい!
現在リリースに向けて開発進行中とのこと。
プレイできる日を楽しみに待ちましょう!(筆者は多分買います)