【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

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 著者:ヤスヒロ 

こんにちは!
株式会社ポラリスエックスのヤスヒロです。

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

前回は、世界三大ヤスヒロの一人と噂される、わたくし中年騎士ヤスヒロがいかにしてGame Developers Conference(GDC)に出ることにしたか、その経緯を語りましたが、今回は決断してから、グズグズした日々を経て、ギリギリになってGDCへの出展申し込みをしたあたりのことと、ブース出展に際して準備したものなどをと紹介したいと思います。

前回の記事
【GDC出展体験記その1】サンフランシスコに行くで!【ポラリスエックス】

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US$8,600の衝撃!

まず最初に名言を。

「夏休みの宿題とGDCの申し込みはお早めに!」

東京ゲームショウでの緊張から解き放たれたヤスヒロは、しばらく東京にとどまり、神保町でヤンマガの古本の特定号を探しまくり、京都に戻ってからはichigojam(というBASIC言語で動く超ミニマムなパソコン)を触って遊んだり、友達の家で使っていないコタツを借りたりという「世界三大ヤスヒロ」としては正しい活動をしておりました。
しかしながら、GDCの申し込みはせず。してやりませんでした!これぞヤスヒロです。どや!

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

しかしさすがに「これ、早よせな」と思い立ってGDCサイトを見ていると、「early bird rateは1月12日に終わります」と書いてありました。それを見つけたのが12/21!しかも、申し込みはウェブサイトの申込フォームでサクッと送るタイプではなく、メールをして返事をまつところから始まります。
大慌てでメールしました!返事がこない日々が続きます。穏やかならざる戌年が始まりました。

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

年明けしばらくしたら、「この契約書にサインしてちょ」というメールが来ました。
経緯は詳しくは思いだせないところもあるのですが、1月12日、運命の日、その日の時差込みのギリギリ滑り込みセーフで「eary bird rate」適応期間に間に合いました

※「early bird」とは「早起きは三文の得」みたいなことです。「早割」みたいなもんです。(編集部注:イベントなどに早めに申し込むことで割引料金が適用される制度)

それでですね、その出展費用なんですが・・お高いんです。US$8,600です。ざっくり90万円です。
支払いはクレカはなく、振込でした。本当はカードでもできたんです。だけど、世知辛い世の中のルールで、ヤスヒロのカードの上限額を超えてました。時間がなかった(「だから、はよ、準備せえよ!」ですね)ので振込でした。

すんません、導入が長すぎました。

とにもかくにも、こうして始まったGDCへの道!
まず、最初に準備したのは、「ブースでの配布物」と「ブースの装飾」です。

準備したアイテム紹介するで!

それでは今回準備した「ブースの配布物」をご紹介します。
※「ブース装飾」については、次回の報告にて!

その1)サリーの法則の缶バッジ

これ、定番ですね!ゲームである条件をクリアしていくともらえるコスプレバージョンもいくつか含まれます。
カバンとかにつけてもらいたいです!アメリカでも人気でるかなぁ。。。

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

※編集部注:いくつか貰いましたのでSQOOL.NETで読者プレゼントキャンペーン実施予定!

その2)サリーの法則の絵本

「サリーの法則」の主人公サリーちゃんは、ゲームの中で「絵本作家」になることを目指し、パパを残して都会へ出て行きます。ある日パパが倒れたという知らせをきいて、懐かしい我が家へ戻る旅にでます。そんな父娘の再会をお手伝いするのが、このゲームの目的です。
この絵本はそんなサリーちゃんがいつか本当に描いた絵本です。

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

その3)新しい名刺

今回あらたにつくった「サリーの法則」押しデザインです。
あまりにごちゃごちゃさせすぎないように、はやる気持ちを抑えました。

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

その4)コースター名刺

GDCでは毎晩パーティがあります。ヤスヒロは今回メディアの人とつながりたい、アメリカンの同業者となかよくなって、彼らがどんなプロモーションしてるかを知りたい、それが最大目的なので、あまたあるパーティは全部参加するつもりです。執筆時点では、まだ行ってないので、次回報告します!

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

サリーちゃんとパパが丸いキャラなのをいいことに、そしてパーティ会場ではきっと、片手にグラスをもって歓談なんてシチュエーションだと思われるので、「私こういうものです、おっと、これはコースターにもなりますよ」なんて、アメリカンジョークをかましてきます。裏面にはブース番号と連絡先が入る予定です!裏面は印刷してもらえなかったので、シールを印刷して人海戦術で貼り付ける予定!

その5) サリーの法則のシール

シールは去年の東京ゲームショウの時に、明らかにオーダー数を間違ってしまってたものがまだまだたっぷりありますので、アメリカでも使います!

【GDC出展体験記その2】サンフランシスコに行くで!申し込みや!【ポラリスエックス】

シールがテカテカしなかくて、色合いがなんとも可愛くて、なおかつ落ち着いていて、とにかくお気に入りです。

さてさて・・・執筆時点では、まだGDCは始まってません。
次回のご報告は怒涛の本番編になります!

そして前半部分ででてきました衝撃の金額8,600ドル!
これ、ヤスヒロにとっては「身の丈以上」です。実はGDCは大手さんが集まるホールと、インディゲームさんが集まるホールがあります。後者の方が安くて、たしか半額くらいです。ヤスヒロ、やっちまったか・・・!ほんまにそっちのホールでよかったのか!!?
とにかく、本番は3/21から始まります。

もしGDCに来られる方がいらっしゃれば、ぜひ

South Hall #2211

まで足をお運びください!
ネイティブの英語に囲まれて、揉まれてて、もみくちゃになってるヤスヒロを見に来て、写真とって、ハッシュタグ「#sally_gdc」をつけてTwitterに投稿してください!
お待ちしてます!

続く...

著者:ヤスヒロ
「中年騎士ヤスヒロ」の中の人。
1992年バブルの勢いに乗り株式会社カプコンに入社。最初の担当業務は欧州向け任天堂スーパーファミコンタイトルの印刷物の管理。その後20余年カプコンにお世話になるも、四十路半ばで周りの声に耳も傾けずカプコンを退職し、現在は京都の片隅でゲーム会社を運営。
自らの名前をタイトルに冠するという禁じ手を使って出した第一弾ゲーム「中年騎士ヤスヒロ」のヒットに支えられ、現在もなんとか活動中。
自分ではツッコミ担当だと思っているが、最近は加齢からと思われる天然ボケも多い。