viilde、maio、Polaris-x、SQOOLが台湾ゲームデベロッパー向けのセミナーを開催、日本ゲーム市場について講演

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 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

過去最高の入場者数となった今年の東京ゲームショウ。別館のインディーブースをご覧になった方は、台湾ゲームのブースが多く出展されていることに気付いたのではないかと思います。viilde、maio、Polaris-x、SQOOLが台湾ゲームデベロッパー向けのセミナーを開催、日本ゲーム市場について講演

台湾は距離的にも文化的にも日本に近く、ゲームのテイストやユーザーの好みも比較的日本に近いことから、多くの台湾デベロッパーは日本市場での展開に興味を持っています。
しかし現時点では日本のゲーム市場の情報は台湾デベロッパーに十分には伝わっていないという状況にあります。

そこで東京ゲームショウに合わせて9月19日の夜、台湾ゲームデベロッパーを対象とした日本ゲーム市場についてのセミナーを幕張にて開催しました。

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Polaris-xの住田氏とSQOOLの加藤は、パブリッシャーとメディアの立場から、主に日本のPCゲームとコンシューマゲーム市場についての講演を実施。
昨年から回復傾向にある両市場の現在の市場規模などを具体的な数値と共に説明しました。

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viidle(ファンコミュニケーションズ社)の高橋氏は、既に手掛けている台湾ゲーム日本展開の実例などを紹介。日本でのアプリゲームのマーケティングやマネタイズのポイントについて解説しました。

Viidle公式サイト

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日本国内のスマートフォンユーザーに対してフルスクリーンの動画広告を配信する「maio」の樋川氏は、動画広告を用いたユーザー獲得や、実際の収益の事例を紹介。動画広告の効果的な利用について解説しました。

maio公式サイト

このセミナーは、台湾のTGDF、そして台北ゲームショウに広報の面での協力を得て開催、小規模ながらに日台がうまく連携して開催した貴重なセミナーになったのではないかと思います。

次回の台北ゲームショウは2019年の1月24日~28日に開催されます。台北ゲームショウは日本のゲームファンの皆様にお勧めしたい海外ゲームイベントの1つ。
寒い冬の日本を抜け出して少し暖かい台湾へ、来年の1月は足を延ばしてみるのはいかがでしょうか。

著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
いつの間にかメディアの人みたくなったことにいまだに慣れない中年ゲーマー。夜行性。
好きなゲームは「桃鉄」「FF5」「中年騎士ヤスヒロ」「スバラシティ」「モンハン2G」「レジオナルパワー3」「スタークルーザー2」「鈴木爆発」「ロマサガ2」「アナザーエデン」などなど。
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