「ハイパーカジュアルゲームのリアルな世界との戦い方」開催、芸者東京CEOが登壇
ジェミニエンタテインメントは11月5日、松戸市市役所後援の松戸市コンテンツ事業者連絡協議会のトークセッション10回目を11月21日に開催すると発表した。今回は株式会社芸者東京の田中社長をゲストにハイパーカジュアルゲームの作り方、市場環境などについてトークを行う。
「ハイパーカジュアルゲームのリアルな世界との戦い方」
2005年、ガラケーゲームのガチャを発端に家庭用ゲームとは異なるゲームカテゴリーとして「ソーシャルゲーム」いわゆる「ソシャゲ」という新しいゲームが生まれ、それに関わる新しい課金のメソッドが生まれた。
それは、従来からあったオンラインゲームにおけるアイテム課金モデルをベースにしながらも、レア、スーパーレアなど、異なる価値観をユーザーに浸透させ、射幸心をくすぐることに成功しビジネスモデルを構築。
その後、2010年代に入るとガラケーはスマートフォンに進化し、ここでも新しい多くのゲーム・エンタテインメントが、そのカルチャーを塗り替えてきた。
しかし、そんなソシャゲも徐々に淘汰をされ始め、ブルーオーシャンからレッド、ブラック、果てはドライオーシャンと呼ばれる状況になった。そのような中で、誰にでも、簡単に遊べて、中毒性の高いカジュアルゲームが世界のスマホーゲームのチャートを賑わせている。それらはハイパーカジュアルゲームと要されるもの。
今回の松戸市コンテンツ事業者連絡協議会のクリエイティブ系ワーキングスタイルのセッションは、ハイパーカジュアルゲームで米国App Store無料アプリで、2018年12月に1位をマークし、売上げ8億円記録したハイパーカジュアルゲーム「Snowball.io」を生み、2019年4月22日にはiOS用アプリ「Traffic Run!」が米国App Store無料アプリで1位をマークした。これらのアプリは「芸者東京」が開発。
今回のセッションでは株式会社芸者東京のCEO田中泰生氏より、それらのゲームの開発の背景と、現在のハイパーカジュアルゲームに関して話を伺う。
田中 泰生(たなか たいせい)芸者東京株式会社 CEO
1976年大阪生まれ。東京大学法学部卒。 卒業後、コンサルティング会社、大手ゲーム会社を経て起業。 ARプロダクト(電脳フィギュアARis)やモバイル向けソーシャルゲーム「おみせやさん」(国内プラットホームでランキング1位)を立て続けにヒットさせた後、人生の迷子になり会社にあまり行かなくなる。
狩猟、ゴルフ、釣りといった日々を過ごすこと4年、会社が破綻の淵にあることに気づいた41歳の冬、覚醒後、新卒として転生(という設定)。 2018年12月、チームとともに開発したゲーム「snowball.io」「Traffic Run!」がともにiPhoneのUSトップチャートで1位を記録。
2019年7月末時点で、合計9600万ダウンロードに到達、世界236の国や地域で遊ばれている。 現在は、芸者東京を世界最高のハイパーカジュアルゲーム会社にするため、プロダクトデザインおよび開発、マーケティング、マネタイズを担当し、日々ちゃんと働いている。 2007年度未踏ソフトウェア創造事業採択者。
開催概要
日程:11月21日(木)
参加費用:無料
開場:18時30分
開演:19時(セッション約60分)
交流会:20時〜21時
場所:松戸スタートアップオフィス 千葉県松戸市松戸1307-1
対象:ゲームクリエイター、独立起業を目指す社会人、学生、専門学校生