「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

 コラム 
  公開日時 

 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

ニコニコ闘会議2018が開幕しました。

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「ゲームの先には夢があった」
「プロゲーマーが誕生する初のイベント」

と銘打っての開催で、「eスポーツ」が話題になりつつある中でメディアからも注目度の高いイベントになりました。

「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

その注目度をそのまま反映し、プレスルームはほぼ満席。東京ゲームショウよりもメディア関係者が多いのではないかと思われるほどでした。おそらくゲーム系か否かを問わず、大小さまざまなメディアに闘会議の様子が掲載されると思われ、「eスポーツ」という言葉の知名度が上がるのは嬉しいことだなと思います。

今回のニコニコ闘会議2018は、日本eスポーツ連合が発足してから初の大きなeスポーツイベントであり、またメディア関係者にとっては久しぶりにプレスルームに会するイベントでもありました。
プレスルーム内ではやはり「eスポーツの今後の行方」や、「日本eスポーツ連合の動きはどうなのか」というのが話題の中心。

筆者が印象深かったのは「パズドラの対戦がかなり面白かった」と前向きに評価する声が多かったこと。
課金によるデッキ構成云々の問題はあるものの、パズルを組むスキルの見せ合いは非常に面白く、4~5秒で7連鎖以上を正確に組み上げる様子に興奮した方も多いようでした。

「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

また日本eスポーツ連合についても様々意見が交わされましたが、あるゲームジャーナリストはこのように語っていました。

「批判するのは簡単。でも僕は応援したい。今は応援して育てるべき時期。そしてもう少しeスポーツが育ったら、そこで色々と注文を付ければよいと思う。まずは育てて形にする。それが大事」

確かに、これは納得。
eスポーツが全く芽を出さないよりは、まずは芽吹くことが肝要なのは間違いありません。致命的な失敗は避けねばなりませんが、「チャレンジをつぶす」ということにならないよう、メディアも気を付けねば、と若干反省もした次第です。

「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

闘会議2018の会場をぐるりと回ってみて感じたのは、ゲームファンの中でもコア層向けのイベントだけあって、「ゲーマー心」をくすぐる展示が多く、筆者にとってとても居心地の良い空間に仕上がっていました。

「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

東京ゲームショウにはなかったアナログゲームコーナーや、子供が集まって夢中になっているブースなどもあり、「ゲームは楽しい」と感じる良いイベントになっていると思います。

「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

想像以上に良かった、というのが正直な感想。明日も楽しみたいと思います。

「ニコニコ闘会議2018」1日目を終えての雑記色々

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著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
いつの間にかメディアの人みたくなったことにいまだに慣れない中年ゲーマー。夜行性。
好きなゲームは「桃鉄」「FF5」「中年騎士ヤスヒロ」「スバラシティ」「モンハン2G」「レジオナルパワー3」「スタークルーザー2」「鈴木爆発」「ロマサガ2」「アナザーエデン」などなど。
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