美しいグラフィックでリゾート気分が楽しめる「脱出ゲーム　RESORT4‐黄昏クルーズへの脱出」

今回、ご紹介する脱出ゲームは「Toshihiko Ono」さんの「脱出ゲーム　RESORT4‐黄昏クルーズへの脱出」です。これは「脱出RESORT」シリーズの第4弾となります。今までのテーマは南国、温泉、神聖な森でしたが、今回のテーマはキレイな夕陽を眺める黄昏のリゾートです。

さっそく訳ありなホテルに閉じ込められたので、黄昏のクルーズを目指して脱出し、休日を満喫しましょう！

操作方法は「タップ」のみなので簡単です。気になる場所をどんどんタップして調べていきましょう。場所の移動は画面下の三角矢印をタップです。

アイテムは所持しているアイテムを1回タップすれば使用でき、2回タップすれば拡大できます。言語は日本語の他、中国語、韓国語に切り替えもできるようで、海外の方も楽しめそうです。

謎解きでは金庫やレバーなど、脱出ゲーム定番のアイテムが登場します。ヒントとなるアイテムはわかりやすく配置されているので、丁寧に進めていけばノーヒントでクリアできそうです。

謎解きのレベルは作者より「中級者向け」とありましたが、無理なくサクサク進めることができるので、初心者の方でも楽しんでプレイすることができると思います。

もし、行き詰った時のためにヒント機能があるのですが、よくあるメニュー画面を開いてヒントを確認するといった形ではありません。

部屋に置かれた「電話」をタップするとフロントのライオンオーナーに繋がり、動画を視聴してヒントを確認することができます。ひと手間かかりますが、この手間がなんだか本当にホテルに来ているような感覚になって楽しいですね。

さて、スタートしてサクサク進めていき、意外と簡単に脱出するためのドアの鍵が見つかります。「あれ、今回はすぐ終わっちゃったな…物足りない」と思いきや、油断大敵！お昼寝している間に脱出できなくなっているという、意外な展開でした。

お昼寝から起きた時にはすっかり夕暮れ、黄昏です。同じ部屋でも「昼」と「夕方」の2パターンでプレイすることができるので、新鮮で楽しいです。

夕暮れになると、さらにグラフィックがとてもきれいに感じます。細かいところまでしっかり表現されているのですが、余計なものはない、わかりやすく丁寧なグラフィックです。こんな景色がいいリゾートに行ってみたいですね。

謎解きを進めていくと、机の上にある本があります。調べてみると、「人の持ち物を奪う、イタズラ好きな鳥です、ご注意ください」と書かれていました。これは何かアイテムを取られるフラグか…？と要注意していましたが、ストーリーには逆らえず…超重要アイテムを取られました。

もうクリアだと思っていて油断していたところだったので、思わず私も主人公と同じように「あ～～～っ！！！」と叫んでしまいました。悔しいですが、楽しいポイントでした、みなさまお楽しみに。

今回の作品で個人的に好きだったポイントは、アイテム「紙」の使い方でした。よくある脱出ゲームでは、一度使ったアイテムの多くはその後使われることなく終了となります。

しかし、今回のアイテム「紙」はいろんなところに使って、ヒントがそれぞれ違うパターンで出てきて、思わず感心してしまいました。詳細を書いてしまうともったいないくらいなので、ぜひプレイしてみてください、おススメです。

「脱出ゲーム　RESORT4‐黄昏クルーズへの脱出」は、美麗グラフィックで非日常感、リゾート感が味わえるゲームでした。難易度は高くなく、ボリュームもほどほどにあるので、みなさんに満足していただけると思います。ちょっとした気分転換の小旅行の気分で、気軽にプレイしてみてはいかがでしょうか。