【White Nights Helsinki (2)】スーパーセルのコミュニティマネジメント(業界関係者向け)

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著者:鄭一東

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クラッシュ・オブ・クラン、ブーム・ビーチとヘイ・デイの3本柱でスマホゲームの世界を席巻し、イギリスのキング社、日本のGanHo社、Mixi社と並び、世界トップクラスのスマホゲーム開発会社としての知名度を誇る地元フィンランドの会社です。

そんなスーパーセルからユーザー数数千万人のコミュニティを運営するコミュニティマネジャーMarika Appelさん(写真右側)が座談会の形式で経験をシェアしてくれました。

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驚きその2 クラクラのユーザー数はFacebookだけで東京都の人口の2倍!

まずは数字を。

スーパーセルのコミュニティマネジャーは2名。(別枠で中国1名、日本1名、韓国1名)

それぞれのゲームコミュニティ運営チームに13~14名体制。

使用しているコミュニティチャンネルは以下の通りです。

・Facebook
2千5百万アクティブユーザー(各チャンネル中最大)
東京都人口の2倍のユーザー数を持っているとは。しかもそれはFacebookだけの数。

・Twitter

・Instagram

・自前のフォーラム

・Youtube
27,000個の自主製作チャンネル。合計58億回再生回数。(各チャンネル中最もアクティブ)

彼女はクラクラのリリース前からすでにスーパーセルで勤められ、クラクラのコミュニティ運営でもユーザーゼロ名から戦ってきた一人です。

彼女が言う、コミュニティ運営の秘訣とは!?

問題点の確認が第一

ユーザーは色々な言い方で意思を伝えようとしますが、本質的な問題点が分からないことがよくあります。
そんな時こそ、膨大なコメント処理に追われながらも根本的な問題点を見極めるのが大事です。

ゲーム調整による変化をきちんと説明すること

ゲームバランスを調整するため、ゲームのルールや構造を少し修正することがよくあります。その際にいかにユーザーに理解してもらってこのゲームを楽しみ続けてもらうかが肝心です。

正直に誠実に

当たり前のように思う方々が多いかもしれませんが、実際に対応する時はなかなかそう簡単ではないです。誠実かつ正直な対応こそユーザーに信頼してもらう鉄則です。

文句=愛

ユーザーからゲームに対して否定的な意見が多いとコミュニティマネージャーとして感情的につらくなるのは当然ですが、忘れてはいけないのは、否定的な意見を言ってくれるユーザー程ゲームを愛してくれているユーザーです。

著者:KenCheng(鄭一東:テイイチトウ)
Sidora Marketing株式会社 CEO/株式会社SQOOL CMO。台湾出身。2006年に来日し, 留学、就職、SQOOL CMOを経て、2015年にフィンランドでSidora Marketingを創業。多国間でのゲーム関連サービスのコネクションを活かして、海外ゲーム関連の取材記事などを日本のメディアに提供している。
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