脱出ゲームはどうやって作られているのか?人気脱出ゲームを多数手掛けるSEECの開発チームに話を聞いてみました! |Page5

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 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

開発側の裏話 脱出ゲームの技術スタッフはどんなところで苦労している?

脱出ゲームは画面をタップしながら謎を解いていくというシンプルな構成のゲームです。
アクションゲームやソーシャルゲームと異なり技術面での苦労は見えにくいところですが、実際はどのようなところに苦労しているのか、東太田さんに聞いてみました。

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筆者:脱出ゲームのシステム面で、実はこれ苦労しています、とかありますか?

東太田さん:演出全般はやはり苦労しますね。
「心霊病院」ではアニメーションを加えたりして演出を豪華にしていましたが、スマホだとアプリが落ちてしまったりするんです。
特にAndroidの方は古い端末もあるので難しいですね。

確かに、Androidは端末の種類も多く、OSのバージョンもよく更新されるので開発にとっては悩みの種でしょう。

東太田さん:基本的にはまずエミュレーターで動かして、その後実機でテストをします。
最も古いAndroidのテスト機で問題がなければiOSへという感じで進めています。
iOSは比較的安定していますが、それでもアプリのビルド段階でエラーが出たりはしますね。

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筆者:アプリリリース後はどれくらいの期間メンテナンスしていますか?

東太田さん:リリースしてからだいたい3週間くらいは注意して見ていて、問題があれば修正をします。

アプリリリース後も、ユーザーが快適にプレイ出来ているかをチェックしているとのこと。
脱出ゲームファンにとってはこの気配りは嬉しいですね。

→最後に裏話とお知らせを聞いてみました!
著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
いつの間にかメディアの人みたくなったことにいまだに慣れない中年ゲーマー。夜行性。
好きなゲームは「桃鉄」「FF5」「中年騎士ヤスヒロ」「スバラシティ」「モンハン2G」「レジオナルパワー3」「スタークルーザー2」「鈴木爆発」「ロマサガ2」「アナザーエデン」などなど。
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