Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介 |Page2

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 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

Haltian

Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介

Haltianは日本語読みで「ハルチアン」、ハルチャンと空耳してしまいそうな、なんとも親しみやすいネーミングの企業。
小型のセンサーの技術を有しており、その技術を用いた自社製品のリリースや、OEMによる他社製品の開発サポートなどを展開しています。

Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介

これは子供やお年寄りに持たせる小型のセンサータイプの製品。GPSやモーションセンサーが内蔵されており、sim込で149ユーロで既に発売が開始されています。
sim込みですので通話機能が有り、緊急時には保護者に発信が可能。

Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介

こちらはHaltianがセンサー技術を提供し、またプロダクトコンセプトやデザインの設計を支援した「OURA ring」というOEM製品。指輪タイプの製品にはセンサーが内蔵されており、睡眠の質の確認や、座り過ぎチェックなど、自身の健康状態の把握が連携するスマートフォンアプリで可能。

ヘルスケア関連のITサービスは日本でも注目されており、今後どのように発展していくのかが楽しみなジャンルです。

ROHM

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ROHMは本社を日本に置く日本企業。Slush2016にはフィンランドオウル市の支社がブースを出展していました。

ROHMは先にご紹介したHaltianと同じく様々なセンサー技術を持つ企業。このブースでは小さな3Dセンサーとそれを用いたデモ用のゲームが展示されていました。

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センサーは500円玉を少し大きくしたくらいの大きさで、指先でくるくると回して操作することが出来ます。

センサーと連動する簡易的な3Dゲームが展示されており、筆者も試してみましたが、中々の連動性!
手元のセンサーに反応して画面内のオブジェクトが自在に動くのはかなりキモチイイ!

3Dセンサー以外にも高度計などを備えることも出来、例えばドローンのコントローラーとしても使えそうな気がします。
この技術からどのような製品が誕生するのか楽しみですね。SQOOL.NETとしては是非VRのゲームコントローラーなどになって欲しいと思うところです。

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著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
いつの間にかメディアの人みたくなったことにいまだに慣れない中年ゲーマー。夜行性。
好きなゲームは「桃鉄」「FF5」「中年騎士ヤスヒロ」「スバラシティ」「モンハン2G」「レジオナルパワー3」「スタークルーザー2」「鈴木爆発」「ロマサガ2」「アナザーエデン」などなど。
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