Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介 |Page4

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 著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長) 

TAVIQ

Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介

TAVIQは大手銀行のNordeaのSutertup Acceleratorのピッチコンテストで優勝した実力派。

展示しているプロダクトは、銀行営業マンと顧客のマッチングサポートシステム。富裕層向けの顧客担当の営業マンが使用することを想定したシステムで、取引開始初期に顧客にアンケートに答えてもらい、その結果を今後の顧客とのやり取りに活かすというもの。

このマッチングサポートシステムにより、どのような金融商品を勧めるべきかはもちろん、その他に例えば想定される趣味嗜好や人柄などを想定しておくことができ、取引開始初期に非常に重要な顧客との関係構築をスムーズに行うことが可能になります。

まだ開発中ながら非常にポテンシャルを感じさせるサービスです。

SPENT

Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介

SPENTは銀行口座とアプリを連携して経理管理ができる、というのが基軸のサービスを展開している企業です。

アプリ上で支出をスワイプで整理できるなど、使い勝手の良いユーザーインターフェイスが魅力の一つ。

しかし、SPENTの優れたところは単によく出来た家計簿アプリということではありません。

SPENTアプリ内には提携する様々な企業のサービスを選択できるセクションがあり、SPENTを通してサービスを利用することで各企業からキャッシュバックを得られる、というのが実は最大のポイント。

支出管理が簡単でき、かつ同じアプリで提携各社のキャッシュバックサービス有り。
要するにこれは、お金の動きをこのアプリに集約してしまおうとうプラットフォームを目指しているということ。非常に意欲的なプロダクトです。

現在はアメリカでソフトローンチ中ですが、今後は複数人でのチーム利用や会社単位での仕様を想定した機能を追加予定とのことです。

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著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
いつの間にかメディアの人みたくなったことにいまだに慣れない中年ゲーマー。夜行性。
好きなゲームは「桃鉄」「FF5」「中年騎士ヤスヒロ」「スバラシティ」「モンハン2G」「レジオナルパワー3」「スタークルーザー2」「鈴木爆発」「ロマサガ2」「アナザーエデン」などなど。
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