Slush2016@ヘルシンキ オウル市のブース紹介 |Page6
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著者:加藤賢治(SQOOL代表 兼 編集長)
オウル市のブースを見て感じたこと
ゲーム以外の企業の紹介が多い中、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
この記事をお読みになっていかがでしたでしょうか。
オウル市というフィンランド中部に位置する都市をご存知だった方は少ないと思います。
決して大きな都市ではないオウル市が、世界的なスタートアップイベントであるSlushに市としてブースを出したことは非常に意義深いことだと筆者は思います。
筆者自身もスタートアップ企業を経営していますが、公的な支援といえば助成金や融資の紹介など、一時的な金銭的補助が多いと感じます。確かにそれらの支援も重要でありがたいのですが、スタートアップにとって本当に必要な支援は「継続的に収益を生むための構造構築への支援」なのです。
Slushへのブース出展を支援し、更に私のようなメディア関係者の招致行うなどの包括的なスタートアップ企業のPR支援は、個々の企業にとって大変心強いものでしょう。
確かな技術で世界に挑戦しようとする各企業の挑戦と、それを守り育てようとするオウル市の良い関係が伺えるブースでした。
SQOOL.NETとしては、オウル市から優れたゲームがたくさん生まれ、そして日本でもリリースされることに期待したいと思います!