世界最大級のゲーム展示会「E3」で最新FPS『LawBreakers』を体験してきたの巻

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著者:小野 憲史

最新ゲーム機やAAAタイトルのワールドプレミアが行われ、世界のゲームビジネスの中心として知られる米E3(Electronic Entertainment Expo)。

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今年も6万人以上の来場者を集めて、6月13日から15日まで(現地時間)米ロサンゼルスで開催中です。現地から最新レポートをお届けします。

会場のLAコンベンションセンター。壁に大きくPS4専用タイトル『God of War』の広告が掲示されているように、家庭用ゲームの新作発表が中心の展示会です。
しかし、そんな中にあっても、マウスとキーボードで熱い対戦を繰り広げる一角がありました。PCオンラインゲームで知られるネクソンのブースです。

プレイされていたのは『メイプルストーリー』でも『アラド戦記』でもなく、新作アリーナシューター『LawBreakers』でした。
Xbox 360とPCで発売され、大ヒットしたアクションゲーム『Gears of War』の生みの親として知られる、「クリフB」ことクリフ・ブレジンスキー氏(Boss Key Productions)の最新タイトルです。

「8月8日にPS4とPCで発売だぜー! Core Editionは29.99ドル、Deadzo Deluxe Editionは39.99ドルだぜー! みんな予約してくれよなー!」と煽りながら、壇上からノベルティを聴衆に向かってポンポン投げるクリフB。それに対して聴衆も「ウォーッ!」とノリノリで反応。さすが、欧米ゲーム界のカリスマだけのことはあります(注:日本発売未定)

ちなみに本作は当初F2P(基本プレイ無料のアイテム課金方式)で開発されていましたが、途中で売り切り型に変更されました。ただし店頭売りは行わず、デジタル流通のみとなります。初回にきっちりお金をいただく一方で、追加コンテンツはすべて無料で配信されるとのこと。F2Pが収益の柱であるネクソンとしても、かなり大きな挑戦です。

ゲームは近未来の地球を舞台に、Law(平和維持組織)とBreakers(反法律組織)が争うFPS(一人称視点シューティング)です。競技場のようなステージで2チームに分かれて戦いを繰り広げる内容で、無重力空間のような浮遊感のもとで立体的なバトルが繰り広げられるというもの。どこか90年代後半に流行った『Quake』を彷彿とさせます。

もっとも本作は他にさまざまなモードを収録。今回もただ撃ち合いをするのではなく、マップ中央に位置するボールを獲得して敵チームのゴールポストまで持って行く「Blitzball」モードでデモが行われました。
キャラクターは全16体が用意されており、自分はアンドロイドタイプの「JUGGERNAUT」を選択しました。

相手を何人倒そうが、ボールを敵陣ゴールに入れなければ勝てない本ルール。しかし、それでもボールを奪おうとすれば必然的に撃ち合い、殺し合いにならざるを得ません。
相手に倒されるとリスポーンとなり、無駄に時間が経過してしまいます。ボールの姿すら見かけられずに、いたずらに殺される展開に……。

片方が8点先取するか、20分間でスコアの高い方が勝利となる本モード。相手を2人倒したものの、8回殺されるというていたらくで、自軍(Law)の敗北となりました。
最近FPSを遊んでないからなあぁ。中央の中庭部分でピョンピョンと跳びはねるのは、これまでにない感覚で楽しかったです。ステージ外に転落して死亡したりもしましたが……。

というわけで、熱いチームバトルが楽しめる本作。FPS好きならチェックしてみると良いでしょう。これまでのゲームとはまた違った体験ができるのではないでしょうか。

※編集部注 2017/06/15 0:44 最終段落の表現を一部修正しました。

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著者:小野憲史(オノケンジ)
ゲームジャーナリスト。NPO法人IGDA日本名誉理事・事務局長。
「ゲーム批評」(マイクロマガジン社)編集長などを経て現職。
ウェブニュース媒体を中心に取材記事などを寄稿しており、E3・GDCなど海外取材も多数経験。「小野憲史のゲーム時評」(まんたんウェブ)などのコラム連載や、教育機関などでの授業・講演もこなす。東京ネットウェイブ非常勤講師。
主な著書・編著に「ゲームクリエイターが知る97のこと(2)」(オライリージャパン)などがある。
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